BMW bmw 2シリーズグランツアラー ２１８ｄグランツアラー　Ｍスポーツ・パッケージ　ドライビングアシスト　クリーンディーゼル　７人乗り LDA-2E20(5086757)|中古車データベース

快適で使いやすい居住空間と、ＢＭＷならではの走りの良さを高次元で両立している車と言えば、やっぱりアクティブツアラー・グランツアラーでしょう。アクティブツアラーとグランツアラーは兄弟車ですが、スペースユーティリティではロングホイールベースのグランツアラーが一歩リードしていると言えるでしょう。今回ロッソカーズのラインナップに加わった１台は７人乗りのグランツアラーで、Ｍスポーツ・パッケージの車両となります。

ＢＭＷはＦＲの絶対信者であり、まさかＦＦレイアウトの車が出るとは・・・なんて事を仰る方も多いでしょうが、ＢＭＷの車両にＦＦレイアウトというかつてない組み合わせに確信が持てたのは、やはりＭＩＮＩブランドの成功があるでしょう。ＭＩＮＩブランドを、他に類を見ないほどのプレミアムブランドに仕立てたＢＭＷは、スタイリングの可愛さに、ピリッと辛口の走りという、ＭＩＮＩ伝統の組み合わせを、現代に合わせて見事に作った実績がありますからね。それともうひとつ。実はＢＭＷはＦＦレイアウトは販売には至りませんでしたが、研究は実はずいぶん前から行われていた事実を知ってる方は少ないでしょう。１９８０年代中ごろには、ＦＦの実験車両の開発が進められていて、Ｅ３０系３シリーズが新車で販売されていた頃に、開発コードネームＥ３６は従来どおりのＦＲレイアウト以外にも、ＦＦレイアウトでも同時進行で開発をしていたんですね。実際には当時の技術ではＦＲレイアウトに分があるという判断により、次期３シリーズは従来どおりのＦＲレイアウトで登場しましたが、世が世なら、１９９０年に登場した３シリーズはＦＦレイアウトだったのかもしれないのです。つまり約３０年という長い年月を経て、ＦＦFレイアウトのＢＭＷが日の目を見たという事になりますね。アクティブツアラーに使われるＵＬＫプラットフォームと呼ばれるシャシーは、現行ＭＩＮＩやＸ１やＸ２、１シリーズにも使用される、実に汎用性が高いプラットフォームとなります。

グランツアラーはＦＦレイアウトの利点を最大限に引き出したパッケージングが魅力。横置きに搭載されたエンジンは、ボンネットが短い代わりにキャビンが広くとれ、室内は実に広々。エマージェンシー用とは言えサードシートが備わるのは嬉しい事ですし、サードシートは床下にすっきりと収納できるので、サードシートが邪魔で荷物が積めないなんて事もありません。国産５ナンバーミニバンと同等の新車価格という事もあり、ファミリー層をターゲットにしただけあるな、と思わせるパッケージングの良さと言えます。

こちらの車両は、Ｍスポーツ・パッケージ装着車。Ｍスポーツはもはや、ＢＭＷを選ぶ上で切っても切り離せない看板グレード。「ＢＭＷを買うのであれば、Ｍスポーツ一択」と言う方も多いくらいですからね。ＢＭＷの走りの良さに、さらに磨きをかけたオプションとなります。外装は精悍なエアロ形状のバンパーや、大径の１７インチアルミホイールなど。もちろん締め上げられたサスペンションはわずかに車高が下がり、精悍さに拍車をかけてくれます。インテリアもブラックを基調としたアンソラジット・インテリアカラーで、身体をしっかりとサポートしてくれるスポーツシートや、ノーマルと比較すると小径でグリップが太く、手にしっくり馴染むスポーツステアリングには、自由にシフトを＋－できるパドルシフトが装備されます。

純正で装着されるナビゲーションは、情報量の多さと、処理速度の速さが魅力のＨＤＤナビゲーション。モニターはドットが細かく、美しいグラフィックが特徴で、鮮明に映し出すので強い日差しでもクッキリと見る事が可能。オーディオはＡＭ／ＦＭチューナーとＣＤはもちろん、ＣＤ音源をＨＤＤに録音できるミュージックサーバーや、スマートフォンやＭＰ３プレーヤーに入ってる音楽を高音質でお楽しみいただけるＡＵＸ／ＵＳＢジャックを装備。Ｂｌｕｅｔｏｏｔｈ機能では、音楽を聴いたり、ハンズフリーテレフォン機能などを、お手軽に使用することが可能です。

また、テレマティクス・サービスのＢＭＷコネクテッド・ドライブや、ＳＯＳコールを装備。近年注目されるＡＤＡＳは、いわゆる衝突被害軽減ブレーキと呼ばれる自動ブレーキや、車線逸脱警告のレーンディパーチャーウォーニングなど、安全装備をひとまとめにしたインテリジェント・セーフティを装備。自動運転こそありませんが、ここ近年のトレンドである、つながるクルマであり、ぶつからないクルマであることは確かです。

搭載されるエンジンは、近年では市民権を得てきたディーゼルエンジン。日本では良いイメージが無いという方が多かったディーゼルエンジンですが、旧態依然とした「遅い」「振動がすごい」「黒煙がすごい」といったお粗末なディーゼルエンジンでありません。元々ヨーロッパでは非常にメジャーなエンジンで、車によってはガソリンエンジンよりも販売のパーセンテージが多いほど。高速移動が多いヨーロッパでは、トルクフルなディーゼルエンジンは非常に人気の高いエンジンとなります。もちろん日本でのメリットも大きく、低回転から発生するトルクのおかげで、ストップ＆ゴーが多い市街地でも乗りやすいですし、高速道路で遠くの目的地を目指すシチュエーションでも排気量が大きくなったような錯覚を感じてしまうくらいにストレスフリーな中間加速。そして何より、燃費の良さと燃料代の安さからくるランニングコストの少なさ。環境にもお財布にも優しいエンジンと言えるでしょう。ちなみに排気量は２０００ＣＣで、直列４気筒ターボエンジン。パワーは１５０馬力で、トルクは３３．７キロとなります。

東京都内ワンオーナーの車両で修復歴は無く、記録簿や各種サービスブックなども揃った車両。走行距離は２６０００キロ台と、ナラシ運転が終わった程度のローマイレッジな車両。

平成２９年０４月　新車保証書発行（ＢＭＷサービス工場）
令和０２年０５月　００８００８キロ　法定２年定期点検（１回目車検・ＢＭＷサービス工場）リコール対応・サービスキャンペーン対応