1983年に登場したハイラックスサーフ、2009年まで4代に渡り販売されていた人気SUV。ハイラックスサーフとしては生産終了しているが、現在はハイラックスの名でピックアップモデルが販売されており人気となっている。
特に2代目のハイラックスサーフは、日産テラノと良きライバル関係にあり、両者人気モデルとなった。
現在に至るSUVブームのきっかけを作った1台と言っても過言ではない。
また、当時はオートキャンプが流行った時代背景もあり、荷物がたくさん詰めてタフに走れるSUVは人気でその人気は当時から現在に続く。
90年代後半になると、乗用車をベースとしたSUVが人気を集め、SUV市場の中心的存在となった。現在もその傾向は変わらないが、ハイラックスサーフの様にラダーフレームのSUVは本格的なオフロードを想定した設計であり、乗り心地や快適性については乗用車ベースのSUVには勝らないが、本格的な走破性、見るからにタフなスタイリング、快適性より機能性という一種のラフさはやはり独特な魅力を感じるものである。
またハイラックスサーフはリアウィンドウ(リアハッチのウィンドウ)の開閉ができる装備もあった。今となっては懐かしく、面白い装備の1つである。
ライフスタイルを色濃く表現するSUVは、自身のライフスタイルを大切にする若い世代にオススメのジャンルである。特にハイラックスサーフはどのモデルもデザインが若々しく、オシャレに乗れる1台である事は間違いない。
快適な車ももちろん良いものですが、細かい事は気にせずラフさを兼ね備えたハイラックスサーフを所有してみてはいかがでしょうか。