個人間で中古車の売買を行うことを個人売買といいます。
あまり聞きなれない言葉ですが、欧米では個人売買が主流になりつつあります。
店で車を買うよりも良質な車が安く買えたっ!なんてこともあるので知らない人は必見です!
まず、個人売買をする前に自身が買いたい/売りたい車の相場を把握しておきましょう!
特に、売る側の人は一度業者に車の状態をチェックして貰うと良いです。
売買後に車が動かなくなったトラブルが起きないように注意しましょう。
そして個人売買をするのにはたくさんの書類が必要になります!
手続きに必要な書類は意外と多いです。
個人売買が成立したら、なるべく早く書類手続きをしましょう!
名義変更の手続きは、近くの運輸支局で出来ます。
車を購入する側が用意する書類
自動車保管場所証明書 (車庫証明書) |
車の保管場所を示す証明書。警察署で手に入る。発行後一カ月以内のもの (使用者の所在地によっては、この書類が必要ない場合もあります) |
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印鑑 | 契約書や名義変更の際には実印が必要です |
印鑑証明書 | 印鑑証明書は発行後3カ月以内のもの(市役所や区役所で手に入ります) |
中古車を売る側が用意する書類
自動車検査証 (車検証) |
車検に通った際に貰える証明書です。もし紛失した場合は陸運局で再交付ができます。 |
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自賠責保険証明書 | 自動車保険に加入している証明証。もし紛失した場合は加入している保険会社で再交付ができます。 |
自動車税納税証明書 | 前の所有者の実印が押されているもの |
委任状 | 自動車税の領収書。もし紛失した場合は加入している税事務所で再交付ができます。 軽自動車の場合は、軽自動車納税証明書が必要です |
譲渡証明書 | 前の所有者の実印が押されているもの |
印鑑証明書 | 印鑑証明書は発行後3カ月以内のもの(市役所や区役所で手に入ります) |
住民票・戸籍謄本 | 車検証に登録されている住所と印鑑登録証の住所が違う場合などに必要です |
自動車リサイクル券 | リサイクル料金を支払っている場合 |
個人売買のメリットを挙げると…
・業者の仲介がないので、中古車を高く売ることができる!
・珍しい中古車が手に入る!
・購入の際に仲介料や消費税がかからない!
と金銭面で得することがいっぱいあります。
特に消費税が掛からないのは、増税が進む今日では非常に嬉しいポイントですね。
更に、現在では購入が難しい中古車が買えることも…。
憧れのレア車との出会いも…縁があれば不可能ではありません。
しかし一方で、深刻なデメリットも発生してしまいます…
相手からお金が振り込まれない、書類の手続きに応じてくれない、、キリがないほど問題が出てきます。
きちんと取引が終わっても、のちに中古車の不具合が見つかったり…なんて事も。
上記のことはすべて個人間で解決するしかないので、非常に厄介な問題となります。
まとめると…
・現金、書類手続きにおける取引相手とのトラブル
・名義変更などの手続きに時間がかかる…
・車の適切な価格が把握できないと、損をすることもある
など、非常に多いのが相手との取引関連のトラブルです。
事前に契約書を用意したり、車と現金の交換前に書類手続きを終わらせたりなど、デメリットを把握した上で工夫をしてみましょう。
さて、いかかでしたか?
ざっくりとまとめると、個人売買は安くて良い車が欲しいという人に向いています。
しかし…、ここまで読んできてちょっと面倒だな…と感じた人もいるかもしれません。
車の売買はとてもお金の掛かる事なので、安易に個人で決められない…という慎重な方も多くいることでしょう。
そんな場合は業者を挟んでの取引がおススメです!
その場合、仲介手数料が発生する以外は通常の個人売買と同じです。
その為消費税がかからず、プロが仲介に入ってくれるために個人間で揉めることがありません。
更に手間の掛かる書類の手続きなども行ってくれる場合もあり、面倒なことが全て解決します。
これから個人売買をしようと思っている方々が、良いご縁談に巡り合えることをお祈りいたします。