
BMW 1シリーズ [中古車情報] 116iA スポーツ レッドレザー 純正HDDナビ バックカメラ
車両情報 [BMW 1シリーズ 116iA スポーツ レッドレザー 純正HDDナビ バックカメラ 埼玉県]
装備仕様 [BMW 1シリーズ 116iA スポーツ レッドレザー 純正HDDナビ バックカメラ 埼玉県]
- パワステ
- エアバック
- Wエアバック
- ABS
- バックモニター
- コーナーセンサー
- 盗難防止機能
- 集中ドアロック
- エアコン
- ナビ
- TV
- DVD
- CD
- CDチェンジャー
- MD
- MDチェンジャー
- カセット
- ETC
- 寒冷地仕様
- キーレスエントリー
- スマートキー
- パワーウインドウ
- パワーシート
- 3列シート
- 本革シート
- HID/キセノン
- サンルーフ
- エアロ
- アルミホイール
- パワースライドドア
- マフラー
- ワンオーナー
- 禁煙車
- 記録簿付き
- 福祉車両
コメント [BMW 1シリーズ 116iA スポーツ レッドレザー 純正HDDナビ バックカメラ 埼玉県]
残念ながら新しい1シリーズは前輪駆動となりましたが、BMWは元々はFR信者というのはみなさんご存じの事と思います。操舵と駆動が別々だからこそ成し得た自然なフィーリングは、1シリーズというボディの小ささを感じさせずに、ひとつ上のセグメントの車を運転してる錯覚に陥ってしまいそうに上質な走りが魅力と言えます。しかし第一印象なんてアテにならないとは、まさにこの事で、初めて見た瞬間に「なんだこりゃ?」って思ったデビュー当時の変顔のF20系1シリーズ。しかし時間が経過して見慣れたせいでしょうか、それともBMWの末っ子ながらダイナミックな走りは兄貴分に引けをとらないという実力を備えてるからでしょうか、「なかなか良い面構えじゃないか」と思えてきます。もっともフェイスリフトでだいぶ「普通の顔」になったところを見ると、BMW側も少々やりすぎた感を否めないのかもしれませんが。
今回ロッソカーズのラインナップに加わった1シリーズは、F20系でもファニーフェイスの前期モデル。116iとはいえ次世代ターボエンジンを搭載して走りが良くて省燃費、さらに運動性能もしっかりと持ち合わせた、ベストバイな1台です。Mスポーツがあまりにも有名になりすぎて、スポーツというグレードは少々印象が薄いイメージがありますが、攻撃的なルックスはいらないけれど、BMWらしいダイナミックな走りは捨てがたい、という、ある意味「通」な方が選ぶグレードと言えるでしょう。控えめながら精悍な専用デザインのフロントバンパーのエプロン部分とリアバンパーモールはグロスブラックで、BMWの象徴とも言えるキドニーグリルも専用品で、艶のあるブラックのワイドブラックバーと、周囲はクロームの組み合わせとなります。
インテリアでは、目が覚めるほどに鮮やかな、真っ赤なレザーシートが目に飛び込んできます。スポーツシートをベースに、オプションのダコタレザーで、カラーはコーラルレッド。Mスポーツと同じデザインのシートですから、激しいドライビングの横Gでも、しっかりと身体をサポートしてくれます。また、レザーシートの弱点の寒い日の冷たさも、シートヒーターを内蔵しているので、暖かく身体を包み込んでくれます。ステアリングもMスポーツと同じデザインのスポーツステアリングで、手にしっくりと馴染むレザー巻きで、赤いステッチがオシャレですね。インテリアトリムもスポーツ専用で、艶のあるハイグロスブラックトリムで、アクセントにマットコーラルレッドが入ります。
こちらの車両には、オプションのHDDナビゲーションが装着されているので、1シリーズと言えども、装備に関して困る事がないほどに充実しているのもうれしいポイント。毎日使うコンパクトカーですから、この点は見逃せませんよね。純正ナビゲーションは情報量が豊富でグラフィックも美しいHDD方式。CD音源をどんどん録音できるミュージックサーバーはもちろん、スマートフォンなどの音楽を気軽にお聴き頂けるBluetoothや、USB/AUXなどを備えていますから、iーPODなどをお持ちの方は接続して頂ければクリアな音質でお好きな音楽をお楽しみ頂けます。また、アフターメーカーのバックカメラを装備している点も見逃せないポイント。エアコンは左右独立で温度の調節が可能なフルオートエアコン。シフトノブは近年のBMWと同様の電子シフトとなります。ナイトドライブを美しく演出してくれる間接照明のアンビエントライトは、BMW伝統のオレンジの他に、クールなホワイトを選ぶ事が可能です。ETCは信頼のパナソニック製で、音声タイプですからカードの挿し忘れなども防止できますね。
エンジンは直列4気筒の1600CCエンジン。こちらは当時のBMWの日本仕様の中では最も小さいエンジンとなります。ここまでしか聞かないと、少々悲観的になりそうなイメージですが、そこはエンジン屋と言われるBMWのエンジンですから、もちろん普通ではありません。先に記載したとおりに過給機を備えて、消費燃料は少なく、しかしパワーだって妥協しないという、近年のBMWスローガンのエフィシェント・ダイナミクスをそっくりそのまま具現化したようなエンジン。ツインスクロールターボの恩恵で136馬力のパワー、22.4キロのトルクとなります。加速の時に力強さを感じさせるのに重要なのはトルクで、なんとタコメーターが1350rpmの時にはすでにピークトルクを発生してくれるので、いわゆる「かったるさ」は皆無。このクラスには贅沢な8速のオートマチックとの相性もバッチリで、剛性タップリのボディをグイグイ走らせてくれます。
修復歴のない、禁煙のローマイレッジな車両で、なんといっても滅多に見かけない希少カラーのヴァレンシアオレンジのボディカラーも魅力的ですね。1シリーズはこれからもBMWの屋台骨を支えるポジションとして販売され続けるでしょうが、FRレイアウトの1シリーズは、将来的に見ても今後登場することはおそらくありませんから、「あの時にFRコンパクトの楽しさを存分に味わっておけばよかった・・・」と未来の自分が言うかもしれません。そういった視点で考えると、ドイツ車としては、やっとナラシ運転が終わったほどの3万キロのマイレッジで、手が届きやすいプライスの1シリーズは、今が買い時と言えます。程度が良くてプレミア価格にならないうちに手に入れておいた方がいいかもしれませんね。
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