BMW bmw ミニ John Cooper Works 3ドア ユニオンジャックテール 18インチアルミ 8速AT バックカメラ CBA-XRJCW(5169249)|中古車データベース

ミニという車は、いわゆる「クラシックミニ」が登場した１９５９年から現在に至るまで、メカニカルなパーツは最小限のスペースに収めて、居住スペースを大きく取っているのが大きな特徴ですが、忘れてはいけないもうひとつの顔が「小さいのに高性能」という側面。クラシックミニ時代には、ノーマルのミニを大幅にパワーアップしたクーパーやクーパーＳがデビューしましたが、そのネーミングは技術者のジョン・クーパーを冠した名づけで、現在のミニの高性能モデルにのみ許されるネーミングとなっています。

もはや説明の必要はありませんね。今回ロッソカーズのラインナップに加わった１台は、ジョン・クーパー・ワークスとなります。ＢＭＷミニとしては第三世代と言えるＦ５６系のＪＣＷで、モデル中盤より改良された８速オートマチック・トランスミッションが搭載されたモデルとなります。

まずはJCWのキモと言えるエンジンから詳しく見てゆきましょう。直列4気筒2000CCターボエンジンを横置きに搭載している点は、クーパーSなどと共通ですが、クーパーSの192馬力からJCW231馬力と、39馬力の大幅なパワーアップ。トルクは28.6kgmから32.6kgmと強化して、オーバーブースト時は35.7kgmまで上昇。冷却性能の向上が目的で、フロントバンパーに多数の穴が開いているのが、その高性能ぶりを静かに物語っていますね。

足回りももちろんJCW専用。減衰力を細かくチョイスできる可変ダンパーは、ノーマル走行時のMID/GREENでは街中でも違和感のないソフトな乗り味で、SPORTをチョイスするとガラッと性格が豹変して、サスペンションの動きだけでなく、スロットルレスポンスやステアリング特性、ATの変速スピード短縮など、多岐に渡ります。走りの上で欠かせないストッピングパワーに関しても説明を。ホイールのスポークの隙間から見える存在感のある対向4ピストンのフロントブレーキシステム(ブレンボ製)となります。

ホイールの話がチラッと出ましたが、オプションのＪＣＷカップスポーク２トーンを装着しています。。本来のＪＣＷに装着される純正ホイールは１７インチなので、１インチほどインチアップされています。わずか１インチと言うなかれ。足元がグッと精悍になり、ＪＣＷに相応しい迫力のスタイリングとなりますね。

ドアを開け、ドライビングシートに座ってみましょう。すぐに「並みの車ではないな」と身体で感じることができます。シートは専用デザインで、ヘッドレスト一体型のハイバック形状で、シートマテリアルも身体が滑りにくく、通気性も考慮されているので、身体をしっかりとホールドして、なおかつ街中での乗り降りもしやすいグッドデザイン。手を伸ばすと、ちょうど9時15分の位置に両手を握る事ができる専用デザインのスポーツステアリング。しっとりと手になじむレザー巻きで、ステアリングにはJCW専用エンブレムと、刺激的なレッドのステッチとなります。インテリア全体がブラックを基調としたアンスラサイト・インテリアカラーになるのもJCW専用。ブラックの中に、ところどころ大胆な挿し色のレッドが施されるのもスポーツマインドあふれた演出ですね。ミニのシンボリックなメーターのカラーも専用のアンスラサイトで、JCWのマークが入るものとなります。メーターで欠かせないのが、オプションのMINIエキサイトメントパッケージを装着しているので、センターメーターのリングにはLEDが埋め込まれていて、アンビエントライトに合わせた発光や、エンジン回転数に同調させるなど、インテリアを楽しく演出してくれます。

また、こちらの車両には、オプションのパーキングサポートパッケージが装着されます。ステアリングガイドが備わるバックカメラに、リアバンパーに内蔵された障害物センサーのＰＤＣ（パーク・ディスタンス・コントロール）により、車庫入れがグッと楽になりますね。

毎日乗る車ですから、いくら走りが良くても装備がショボかったら、良い車とは言えませんね。その点、ミニJCWは合格点を与えられるでしょう。クーパーSより上位グレードには、純正でHDDナビゲーションが装着されますが、ミュージックサーバーのMusicコレクション、Bluetoothオーディオ、USB/AUX、AM/FMラジオチューナーなどをお楽しみ頂けます。お手持ちのスマートフォンを接続すればハンズフリーテレフォンを使用可能です。ダッシュボードの上には、運転中に目線を移動しなくても必要な情報が得られるヘッドアップ・ディスプレイを装備しています。ステアリングには手を離さずに操作が可能なステアリングスイッチのマルチファンションステアリングを装備していますから、クルーズコントロールやオーディオの操作が可能となります。もはや高速道路を利用する時にはマストアイテムと言えるETCですが、こちらの車両には新世代のETC2.0が装着されます。ミニ純正で、ルームミラーにスッキリと収まっています。

修復歴は無く、新車からの点検記録簿もしっかりと残っています。各種取り扱い説明書やサービスブック、電波式リモコン内蔵のスマートキー２個などを完備した車両となります。特に意識して頂きたいのがテールランプ。モデル中盤より採用された、イギリスの国旗のユニオンジャックをイメージしたLCIテールランプを装着していますので、リアからのルックスが若く見えるのも嬉しいポイントと言えるでしょう。実はミニの前期モデルでは定番のドレスアップなのですが、価格の高さから諦めざるを得ない方も多いので、すでに装着されている車を手に入れるのも中古車の醍醐味と言えますね。


平成30年03月 000009キロ MINI納車前点検(MINIサービス工場)
平成31年03月 005390キロ 法定1年定期点検(MINIサービス工場)
令和02年02月 008827キロ 法定1年定期点検(MINIサービス工場)
令和03年03月 010431キロ 法定2年定期点検(車検・MINIサービス工場)
令和04年03月 013805キロ 法定1年定期点検(MINIサービス工場)