僕が注目する軽自動車のトリは、スペーシア・カスタム。ハリウッド俳優の渡辺謙が登場するCMでお馴染み、スズキ独自の低燃費技術、S-エネチャージを搭載。広大な室内スペースや、よくできたインテリアはもちろん、ヘッドライトまわりの凝った造形も秀逸。フロントウインドウ上端、バックミラーの基部には衝突被害軽減システムの「デュアルカメラブレーキサポート」のカメラが睨みを効かせる。これだけの装備でも、2WDなら車両価格は150万円台から。時代の高いニーズを反映してどんどん進化するジャパニーズK-Car。今週末開幕の東京モーターショーでも、その新機軸を見せてくれるだろう。