Mustangを例外とすれば、いわゆる流麗なシルエットのスポーツカーより角張ったセダンが好きだ。セダンベースのクーペにも憧れるが、何と言っても2ドアセダンがいい。
免許を取った頃は70系の四角いカローラがまだ普通に走ってて、仲間はみなレビン/トレノがいいと主張するが、僕は4ドアのセダンGTがいい!と言い放っていた。
後年、AE86レビンが大流行した時期には、同じ4AGエンジンを搭載したFRのカリーナ4ドアセダンGTというレアなモデルを愛車にしていたことも。
本当はファミリーカーっぽい4ドアボディーのGTよりも、2ドアセダンがやっぱり欲しくて、70系カローラの商用車グレードに存在していた2ドアセダンのボディーにツインカムエンジンを積んでしまいたいと思っていたほど。
イラストの白いクルマは美しく仕上げられた1966年型のChevy NOVA。Californiaのレーストラックのパドックエリアで見かけ、思わず見とれてしまった一台。一見ただのダサイ四角いアメリカ車に写るが、めったに見かけない2ドアセダンボディーにRally Wheel、太めの二本出しマフラーが、V8エンジン搭載であろうことをさりげなく主張していた。
こんな大人っぽいセダンをジーンズやTシャツを身に着けるようにサラッと着こなしたいものだ。