親しいクルマ好きが昨年手に入れたヴィンテージ・4WD。『アーリー・ブロンコ』と呼ばれる、フォード・ブロンコ最初期のモデルだ。「思いがけない買い物だったんです。ネットでひと目惚れしたシボレーC10を見に行って、隣に置かれていたこのブロンコを買ってしまったのですから。」とオーナー。
言うまでもなく、クルマは大きな買い物だし、クルマ好きならではのこだわりだってある。しかし彼の言葉通り、思いがけない出会いから恋に落ち、気付いたら欲しかった、憧れのクルマとは全然違う一台を手に入れてしまうことだってあるのだ。
60~70年代に新車としてラインオフした旧いブロンコゆえ、入手以来何度かトラブルに遭遇。しかしオーナーは、そのエピソードを楽しそうに話してくれる。わかるなあ、その感覚。恋に落ちるというのは、そういうことなのである。