いよいよ国内でも発表となった新型フォードマスタング。1964年に発表されたスペシャルティカーの先駆けともいえるこのマスタング(野生の駿馬)は、「ポニーカー」の愛称とともに瞬く間にアメリカン・ベストセラーとなる。以来50年、変わらぬ人気を維持し続けており、日本にも多くのファンが存在する。その2015年モデルにあたる新型は、いつになく大きなトピックが豊富だ。伝統のリア・リジットアクスルから、マスタング史上初の四輪独立サスペンションへ。V8エンジンとともにラインナップされる、時代のニーズにあわせた2.3リッター4気筒エコブーストエンジンの搭載。そしてこれもマスタング史上初、日本市場にとって嬉しい、右ハンドルモデルの登場。この週末、イベントで初披露された現車を目の当たりにしたが、エッジの効いたスタイリングは実に魅力的。何と314馬力、44.3kg.mもの最大トルクを発生する2.3リッターエンジン、そして来年後半に上陸するというV8エンジン搭載車。早くステアリングを握ってみたい!