もはや目にする機会もずいぶんと少なくなってしまった初期型のジムニー。国内に三菱ジープやトヨタのランドクルーザーぐらいしかなかった時代に、360ccエンジンを搭載した当時の軽自動車規格に納まる空冷2気筒2サイクルのスモール4WDとして誕生。1970年のことだ。その後フロントグリルの意匠が変更となり、エンジンが水冷となったのがイラストのLJ20型である。
今我が社では現行のモノコックボディ、660ccターボエンジン搭載のJB23と呼ばれる快適なジムニーを愛用している。しかし言うまでもなく軽自動車規格内、small 4WDというポジションに変更はなく、現在競合車種も存在しない。いつの時代も唯一無二の存在、それがジムニーなのである。