アメリカにおける改造車の総称と言えるHotRod(ホットロッド)。もっともクラシックなスタイルでは、30~50年代のベース車の背の高いシルエットを、車高を落とすのはもちろん、ピラー部分をカットしルーフまでも低くすることでクールなスタイルを作り出す。
イラストは粋な赤いソフトトップを身にまといながらも、オープンホイールにゼッケンでレーシーな雰囲気のロードスター。オープントップであってもフロントウインドウ・フレームの全高を詰めて低い車高を作り出すのはクーペと同じだ。
これとは違うクルマだが、先日同じようなシルエットの31年型フォードがベースのホットロッドを東京都内で撮影した。オトナはもちろん小さな子供にまで「カッコいい!」と言わしめるそのスタイルは、時代を超えて本当にカッコいいクルマとは何か?を僕たちに問いかけてくる。