手元にある愛用のデジタル式を含めた腕時計の電池が相次いで切れてしまった。思い立って何年も放置していた機械式時計を引っ張りだし、ネジを巻いてみたら、当たり前のように時を刻み始めた。耳を当ててその音を聞いていたら、何とも愛おしい気持ちになり、以来機械式時計を使い続けている。
CGどころかデジタル技術も使われていなかったであろう時代のハリウッド。クルマ好きとして知られる俳優スティーブ・マックイーンと監督ピーター・イェーツがこだわり抜いて撮影したカーアクションシーン。坂の街、サンフランシスコで一切の特殊効果もフィルムのスピード調整もなしに撮影・編集されたリアルな映像は今だ多くの映画ファン、カーマニアを魅了してやまない。
「Bullitt」。今から45年も前、1968年の作品だがお薦めの一本だ。
ひょっとすると20年以上ぶり?、久々に鉛筆一本で絵を描いた。2Bの芯、筆圧の調整と鉛筆の傾け方だけで表現する難しさと面白さ。アナログっていいな、と今さらながら感慨にふけってみるのである。