ひょんなことから知り合った方が発起人のひとりであるというキャンプイベントに誘って頂いた。千葉県内のキャンプ場で開催されたそのイベントは、空冷リアエンジンのフォルクスワーゲン、つまりオリジナルのビートルやワーゲンバス(Type-2)などが対象となる旧いフォルクスワーゲンのオーナー、そしてフォルクスワーゲンファンなら誰でも参加できるという、いい意味でユルい集まり。キャンプ好きなフォルクスワーゲンファンが集まるということで、ワーゲンバスが大多数を占めてはいたが、ビートルに道具を満載してやってくるファミリーもちらほら、その光景は『ほのぼの』と言う表現がピッタリはまるものだった。ホワイトガソリンを使用する昔ながらのランタンを灯す本格的なキャンプフリークも多く、その独特な輝きのもと繰り広げられる宴もとてもいい雰囲気だった。イラストは眩しい朝の光に照らされた参加者の60年代のビートル。僕にとってはリアルタイムなクルマだが、オーナー夫婦は70年代生まれだという事実を知り、ちょっと嬉しくなった。