アリゾナのルート66沿いに佇んでいた53年型のOldsmobile。くすんでツヤを失ったグリーンのペイント、それが剥げて見えてきた下地、そして露出して錆びた鉄の地肌…。乾いた空気の元で出来上がったパッチワークがボディー全体を被い尽くす。鮮やかなそのクルマは、芝生の緑と空の青に負けじと存在感を主張していた。
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