1986年に登場した日産テラノ。日産らしいスマートで個性的なデザインが特徴だ。
当時は各メーカーSUVのラインナンップも多く、その競合が多い時代の中でも存在感を発
揮した1台だ。
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当時は、現在人気のあるSUVの様にモノコックボディではなく、ラダーフレーム型のいわ
ゆる本格SUVで採用される構造を持ったSUVが主流の時代である。
ちなみに、当時SUVという言葉も使われておらず、「4駆」や「4WD」とういう言葉で
呼んでいたものだ。
また、インテリアには前後左右傾斜計・コンパス・高度計など SUVの象徴の様に様々な
メータが装備されていた。日常走行で使うか使わないかは別として、こういう装備が今思
えばワクワク感の1つになっていた様に思える。
1990年代に入り、三菱から2代目パジェロが登場しSUVブームが一気に加速をした。
街中で多くのSUVが走っていたのを今でも思い出す。
日産テラノ、トヨタハイラックスサーフ、三菱パジェロ、いすゞビッグホーン 特に当時...
日産とトヨタのライバル関係は熾烈を極めた。
テラノとハイラックスサーフ、同格のこの2台、学校の帰り道に2台並んでいる駐車場が
あり、どちらがカッコいいか友達と話した記憶が蘇る。
テラノのデザイン的特徴はなんと言ってもフロントマスクを彩る3つのスリットとリアド
アのドアハンドル位置が窓枠にあり、シャープなデザインを強調している。
一方、ハイラックスサーフは北米を感じさせるワイルド感があるデザインを採用していた。
リアハッチのウィンドウが開閉する何とも斬新な機能も備わっていた。
残念ながら2002年で国内生産は終了してしまったが、海外ではパスファインダーとい
う名称で今でも生産され続けている。
製造国 | 日本 |
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販売期間 | 1986年8月 - 2006年12月 |
ボディ | |
乗車定員 | 5人 |
ボディタイプ | 3/5ドアSUV |
エンジン位置 | フロント |
駆動方式 | 後輪駆動/四輪駆動 |
パワートレイン | |
エンジン |
TD27 型 2.7L 直4 85ps |
変速機 | 4AT / 5MT |
サスペンション | |
前:ダブルウィッシュボーン式トーションバー 後:5 リンクコイルリジッド式 | |
車両寸法 | |
ホイールベース | 2,650mm |
全長 | 4,365mm |
全幅 | 1,690mm |
全高 | 1,680mm |
車両重量 | 1,670-1,700kg |
その他 | |
ベース車 | 日産・ダットサントラック |
同車台 | 日産・ミストラル 日産・パスファインダー |
画像の出典:https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Nissan_terrano_whyd21_5doorv6-3000r3m_1_f.jpg