1978年に登場したサバンナRX-7、2002年の生産終了まで3代のモデルが登場した。
どのモデルもピュアスポーツとして存在感を発揮。1985年に登場した2代目RX-7と1991年に登場した3代目RXー7はドリフトを主題としたアニメ「頭文字D」で高橋兄弟が乗っていたモデルでもある。
当時の雑誌ではライバルとしてトヨタのスープラ、日産GTーR、三菱GTO、ホンダNSXとゼロヨンタイムやサーキットのラップタイムをよく比較されていた。
RX-7の最大の特徴は何といってもマツダを代表する「ロータリーエンジン」このロータリーエンジンを搭載していた車はマツダ車のラインナップにおいてはRXー7だけでは無いが世界で唯一マツダが開発を継続、量産に成功したエンジンの種類の1つである。
よく耳にするエンジンは「ガソリンエンジン」と「ディーゼルエンジン」です。実はこのガソリンエンジンの種類は決して1つだけではないのです。
ガソリンエンジンは一般的な「レシプロエンジン」とひと昔前に原付バイクでメイン採用されていた「2サイクルエンジン」、そしてマツダが世界に誇る「ロータリーエンジン」が存在する。
RX-7はそのロータリーエンジンを搭載しているモデルであり、それだけでも魅力的な車だ。
非常にコンパクトなエンジンで高出力を発揮し、スポーツカーには理想的なエンジンである。その独特な排気音は1回覚えると病みつきにもなる。
また、マツダはこのロータリーエンジンを搭載したレーシングカー「マツダ787B」でル・マン24時間レース総合優勝を果たしている。これは世界に誇れるマツダの歴史である。
現在はロータリーエンジンを搭載したモデルがラインナップされていなく、少々寂しいですね。それ故、貴重なモデル「RXー7」を所有すれば一味違ったロータリーエンジンのフィーリングにあっという間に虜になるかもしれない。
エンジン | 12A型 水冷 573cc×2ローターシングルターボ、12A型 水冷 573cc×2ローター、13B型 水冷 654cc×2ローター |
最高出力 |
130 ps(リミテッド) 165 ps(後期型ターボSEリミテッド) |
最高出力 |
136 kW (185 PS) @ 6,500 rpm[6](1985年10月 - 1989年4月) 151 kW (205 PS) @ 6,500 rpm(1989年4月 - 1991年12月) 158 kW (215 PS) @ 6,500 rpm(アンフィニIII、アンフィニIV) |
最大トルク | 245.2 N・m (25.0 kgf・m) @ 3,500 rpm(1985年10月 - 1989年4月) 269.7 N・m (27.5 kgf・m) @ 3,500 rpm(1989年4月 - 1991年12月) 274.6 N・m (28.0 kgf・m) @ 4,000 rpm(アンフィニIII、アンフィニIV) |
エンジン | 13B-REW型 654 cc×2 直列2ローター |
最高出力 |
1991年12月 - 1996年1月 188 kW (255 PS) @ 6,500 rpm 1996年1月 - 1999年1月 195 kW (265 PS) / 6,500 rpm(MT車) 188 kW (255 PS) @ 6,500 rpm(AT車) 1999年1月 - 2003年4月 206 kW (280 PS) @ 6,500 rpm(タイプRBを除くMT車) 195 kW (265 PS) @ 6,500 rpm(タイプRBのMT車) 188 kW (255 PS) @ 6,500 rpm(AT車) |
最大トルク |
1991年12月 - 1999年1月 294.2 N・m (30.0 kgf・m) @ 5,000 rpm 1999年1月 - 2003年4月 313.8 N・m (32.0 kgf・m) @ 5,000 rpm(タイプRB以外) 294.2 N・m (30.0 kgf・m) @ 5,000 rpm(タイプRB) |
画像の出典:https://www.pexels.com/photo/shiny-vehicle-on-road-under-cloudy-sky-4157112/
資料引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%84%E3%83%80%E3%83%BBRX-7